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「ゲゲゲの女房」のちゃぶ台

作者: 吉村満 2010年 11月 18日(木曜日) 21:29
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綾町というところはいろんな所から面白い人が集まってくる町だ。

その中の一人、平野さんは電話器のエキスパートである。

綾町に移ってくる前はテレビドラマや映画の小道具としての電話器を、時には世界中を探して提供していたということだった。

時代設定とか、場所の設定とかで、古い電話が必要になったりとか、ヨーロッパでよく使われている形の電話器が必要になったりするというのは当たり前と言えばそうなのだろう。

私は木工家なので、テレビを見ているときについつい木の物に目が行ってしまう。セットに木の物が贅沢に使ってある番組などを見ると本物か偽物か木の種類は何かなど、細かく目が行ってしまう。

「ゲゲゲの女房」はちゃぶ台がその家庭の経済状況を写すバロメーターになっていた。売れない貸本漫画家時代の足がぐらつくおんぼろちゃぶ台。古道具屋から探してきたんだろうか。漫画雑誌に連載されるようになってからの足が太くなってしっかりしたちゃぶ台。「ゲゲゲの鬼太郎」がアニメ化されてからの唐木家具の立派な円卓(東南アジア好きの水木しげるなら本当に買っていそう)。女房の実家の酒屋にも立派な円卓が家族の中心にあった。これらもすべて平野さんの様な家具担当の人が打ち合わせの後で場面や状況に合わせて準備してるんだろうな。

そんなこんなで今年はちゃぶ台だ。

takumi5明日から始まる工芸まつりにちょっと大きめのちゃぶ台でチャレンジ。

「ゲゲゲの女房」を連想する人がいるかなぁ。

 

 

来週は工芸まつり終了後関西方面をうろうろするのでブログはお休みします。

最終更新日: 2011年 5月 31日(火曜日) 09:31
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