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原発問題 その3

2011年 6月 22日(水曜日) 09:00
「フクシマ」の惨劇に至るまでに、原発に関する弊投書・寄稿は既にご紹介した2件以外に
1998年からほぼ毎年、計40件を数えます。
大半は宮崎日日、あとは朝日、毎日、1件だけ南日本もありました。

他のテーマでは自然保護関連が多かったのですが、最多は原発です。
投書をする最大の理由は、新聞自身が書かないテーマ、書いても核心に迫らないケースなどを補足し、ささやかながら警鐘を鳴らせたらとの思いからです。

「フクシマ」を引き起こした要因の一つに、マスメディアの弱さ、劣化があると思っています。
新聞やTVが適確に問題を伝えてきたなら、地震列島の海岸に54基もの原発が林立することはなく、「フクシマ」も起こらなかったと考えています。

今回ご紹介するのは、「フクシマ」の直前の投書です。


4月の統一地方選に合わせ実施予定だった原発立地の是非を問う串間市住民投票が、その時の最重要テーマでした。
住民投票自体は民主主義、地方自治の本筋で正統な手段ですが、このケースは計画が表面化する前に誘致したい野辺市長が仕掛けてきた点で疑問視されていました。
投票権のない私たちは、外から串間市民に願いを伝えるしかない状況で、歯がゆい思いをしていました。中国電力上関原発が着工の重大局面を迎えていた時でもあり、地元紙には串間の行く末への警告の意を込めた報道をして欲しいとの願いで書いたものでした。残念ながら期待は外れましたが、「フクシマ」が一瞬にして串間住民投票を消し去りました。

小川 渉(パン工房 綾)

原発問題 その2

2011年 6月 15日(水曜日) 09:00
前回(6月8日付)、「次は本当の破局なのですが」で投稿をしめくくり「次」は絶対にあってはならないとの
意を込めたところでしたが、「フクシマ」の状況は情報が出れば出る程、深刻度を増しています。
「次」を待たず既に、少なくとも福島県東半分の住民にとって、「本当の破局」と言えそうです。

今回は、私たち地元の問題として、宮崎県の風上で稼働中の川内原発について話をします。
綾町との距離は丁度100㎞。敢えて言います、「わずか」100㎞と。
新燃岳噴煙の流れ、日々の天気の移ろひ(雲の流れ)で視覚的に分かるように、大気は基本的に西から東へ動いています。
風下が「ホットスポット」になり易いことは自明です。

その川内原発が、いかに危険な場所に立地しているかを2007年中越沖地震直後に指摘した投書を紹介します。


今回、川内原発は津波の想定が3.7mであることが明らかになり、上記の地盤の問題に加えて大きな不安材料となっています。
更に、運転開始から27年(1号機)、26年(2号機)経過し老朽化の問題もあります。

豊かな自然に恵まれ、農業を始めとした第一次産業を基盤とする宮崎県にとって「フクシマ」から学ぶならば、
まずは川内原発を停止し最大の危険因子を排除することを最優先にしなければと強く思っています。

小川 渉(パン工房綾)