研修旅行について

作者: 奥次男 2011年 2月 11日(金曜日) 09:00
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昨年、綾町竹細工教室として初めて研修旅行(1泊2日)を行いました。
大変意義深い研修でしたので、その時の模様を書きたいと思います。

研修の目的は伝統工芸品の鑑賞及び工房の見学で、行先は鹿児島県と熊本県でした。
参加者は15名で、そのうち7名が21年度加入の1年生でした。

まず始めに訪れたのは、「宮之城伝統工芸センター」でした。
こちらでも竹細工教室が開催されていますが、1コース1年間で月2回行われているようでした。
現在は1年生から4年生までおり、109名の大所帯だという事です。
資料館には、受講生の各クラス毎の作品が陳列してあり、受講生の成長の過程が見れるようになっていました。
当日は、実習日ではなかった為、実習風景が見学出来なかったのは残念でした。

次に訪れたのは、日奈久温泉の工芸品販売店でした。
日奈久温泉」は、開湯600年の歴史のある温泉で、街並みは白い土蔵と古風で古びた旅館が軒を並べており一時代の盛況の歴史と風情を感じました。
そんな街並みの中で100年以上竹細工を続けているという「桑原竹細工店」さんの見学を行いました。
雑然とした店構えではありましたが、3代目の主人とその家族で歴史を守り伝統の技に近代的なアイデアと技術を取り入れた繊細な大小の多くの製品は見るものがありました。
特に手頃な大きさの弁当箱は家族で営む工房の優しさがこめられ女性心理を動かす製品であると再認識しました。
また制作工程は一般的に企業秘密として見学ができませんが、こちらの工房では快く見学させて頂き大変参考になりました。

最後に訪れたのは、「熊本伝統工芸館」でした。
こちらでも竹細工教室が開催されていました。
実習は毎週1回で、当日は実習日で受講生と会話する機会もありました。
この教室の受講生募集は毎年4月と10月の2回行われているようでした。
教室内ですが、非常にたくさんの受講生がいてちょっと狭いという印象でした。
大きな製品を作る際には、大変だなあという感じがしました。
隣接する工芸品販売店の見学も行い、竹細工製品及び陶芸品、熊本県を代表する伝統工芸品などが数多く陳列されており大変参考になりました。

今回初めての試みでしたが、数々の竹細工製品に触れ、新旧受講生の親睦も図れ、更なる向上心鼓舞が図れたのではないかと思います。
最後に、今回の研修旅行にご支援頂いた綾町教育委員会並びに参加者各位に感謝致します。


最終更新日: 2011年 5月 31日(火曜日) 09:59
奥次男

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綾町竹細工教室