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楽しい竹細工教室 ―我々の三人の”先生”―

作者: 奥次男 2011年 2月 18日(金曜日) 09:00
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第一回の奥会長の報告で竹細工教室のおおよそのことは理解して頂いたと思いますが、三回目は一会員による別の面からの教室の報告とします。
題して竹細工教室の三人の”先生”

その1.O先生
我らが教室の会長(代表者)です。
竹細工の技術は言うに及ばず、パソコン、囲碁、麻雀、グランドゴルフ等々、趣味多彩。
麻雀は一時、十分な小遣銭を稼いでいたとか。
何事にも負けず嫌いの精神で集中されるので、趣味多彩との評は失礼に当たるほど。
「後期高齢者」の仲間に入ったと自嘲されるが、パソコンを駆使し、かご編みを図面化し、生徒に助言をされる。
会長として気苦労の多い事と思われるが、穏やかな助言で全員から信頼され、会の融和の中心となっておられる。
「会長の交代を」と言われているが、まだまだ頑張ってもらいたいものである。

その2.H先生
心根は大変優しいが、寡黙で、発する言葉はややぶっきらぼうで、大いに損をしている先生です。
黙々と細工をされ、見事な作品を次々に作られている。
自ら指導するというよりも、教えを乞う者に対しては懇切丁寧にという方法である。
自らが立派な製品を作って示す事が最高の指導ということなのだろう。
夫人からのたびたびのおやつの差し入れは会員の楽しみの一つであり、”ぶっきらぼう”を補って余りある夫人のプレゼント。
原則、規則に厳しい態度で、それにはみ出す者にはピシャリと指摘される。
穏やかな会長の補佐を果たされている。

その3.I先生
我らが竹細工教室のマドンナ先生。
高い技術を持ち、細工に詳しい知識の所有者である。
気さくな、明るい先生で、みんなから慕われ教えを受けている。
竹細工教室への参加は工作以上におしゃべりが楽しみと自ら言われるように、細工と同じくらいおしゃべりが得意である。
優しい教え方であるが、工作については譲る事のない強い姿勢で望まれる。
自らは工作する時間がないほど生徒の面倒を見てくれる。
10時からの休憩時間も昼食時も明るい雰囲気を作ってマドンナぶりを発揮される。

以上、三人の”先生の評”である。
ところで、3年前に94歳で亡くなられた竹細工教室の講師は自分を「先生」と呼ぶのを許されなかった。
「私は先生ではない。コーチと呼んでくれ」と頑ななほど注意されていた。
その姿勢を三人の先生も受け継がれているのであろうか、指導者、先生という顔をされることがない。
私達も教室で先生と呼ぶことはない。
このことが、我々の竹細工教室の明るさ、和やかさ、ひいては楽しさの一番の因であろうと思う。

江良 修
最終更新日: 2011年 5月 31日(火曜日) 09:59
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