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立秋過ぎましたね

作者: 遊土 2011年 8月 16日(火曜日) 09:00
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こんばんは。
お盆も過ぎると 朝晩の風に秋を感じます。
私はどの季節にも良さがあると思いますが、春と秋の気候の快適さが大好きです。
春は何か新しい気持ちで浮かれますし、
今からやってくる秋は
創造力を刺激されるので何かを作るには最適な季節な気がします。

先日、ネパールに長期の子供連れ旅行に行っている友人から、2通目の絵葉書が届きました。
一通目の手紙が届いた時は驚きつつ笑ってしまいましたが(私の人生でネパールから手紙が来るなんてなかなかないことだと思うと面白くて)
電気も水道もない土地で生活している様子が書かれていました。
子供はパパイヤの木登りを練習中だとか
牛の糞を練って壁にした家を借りているとか、とても楽しみつつ、現地でリラックスして生活しているようでした。
しかし、二通目の絵葉書の言葉には考えさせられました。
原発問題に直面している日本へ帰国するにあたって、放射能の汚染などが心配だと言う内容に
さらに『物作りをしている人たちはどうしているのでしょう。芸術品や工芸品は、平和で安心して暮らせていてこそ心から楽しめるものではないでしょうか』といったような内容が書かれていました。
確かに生活を潤す品というものは、まず生活が成り立っていてのものだなと思いました。

食べ物に水に空気に安心出来ず、
命や健康を犠牲にするとわかっていて、
なぜ、原発を推進してまでそんなに電気が要るのか、もっと便利にもっと早くもっと経済的に成長しなければならないのかなかなか私には理解できません。
その考え方自体が人間らしい生活からかけ離れていると感じます。

コントロールしていたはずの機械が暴走し、人間が危険にさらされてしまう、という物語は昔からよく映画でも題材にあがりますが
物語ではなく そういう時代がやってくるのではないでしょうか。

数字や記号ではない、人間ならではの情緒こそ
いま大切にされるべきなのかもしれません。
直接会って、自分の声で自分の意志を伝える。
人間であることを楽しめる人でありたいと思いつつ そういう気持ちで物作りをしていきたいなと改めて、感じた日でした。

最終更新日: 2011年 8月 15日(月曜日) 13:55
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