Home匠日記2011年2011年04月
2011年04月
菊池厚子

菊池厚子

工房アートフラワーきくち
アンティークな色合いの作品に定評があります。

ウェブサイトURL: http://www.art-flower-kikuchi.com/

2011年 4月 25日(月曜日) 09:00
私の工程の中で、1番難しいのは染色だと前回の記事で書きましたが
アートフラワーの染色方法は染色した後で、コテで型づけのために
熱を加えますが、そのときにまた色が変わることもありますので
それを計算にいれてかんがえるところが楽しくも難しいところです。

染色では、花の葉の緑を例にすると
茶色・黄色・赤色と段階的に作っていき、最終的に緑にしていきます。
料理などの調味料をいれ、味を調えていく作業と似ているかもしれません。

最後に、私の工房では年に1回、展示会を開催することにしています。
今回で5回目ですが、ガーゼ服・陶器・パッチワークの作家の友人らと一緒に
日頃の感謝を込めて開催しておりますので、是非おいでください。
(開催日:4月29日~5月5日まで)
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コサージュ

カラカスの花

布花ができるまで

中島博之

中島博之

独創的な作風が特徴の銀色少年とアカイふらすこさんが思いを語ります。

ウェブサイトURL: http://gazoo.com/g-blog/ecov_aya007/index.aspx

2011年 9月 13日(火曜日) 21:41

独立して焼き物をはじめた頃 とにもかくにもものすごくたくさん失敗をしてました。

はじめて窯を焚いたときはミカンの木の灰でつっくた釉薬を使っていたんですが

ちゃんと融けてるかも確認せずに窯の火を止め(ほぼ素人状態でよくわかっていなかった。)サラッサラの灰の粉のまんま

器についていたり、素焼きせずに釉薬かけてひびが入って焚いたあとほぼ全滅がわかったり。

庭にあった砂利?みたいなものを器に使う土に混ぜてやいたらいぼのように全面に吹き出し食器として使えなかったり。

とにかく実験しては失敗して実験しては失敗してました。

でも、そのなかで知らなくて失敗するからこそ失敗したことについては勉強をしました。なぜそうなるか原因を探り

学びとってきました。

一般に市販されている釉薬などを使えば融ける指定温度域もかいてあるし、ほぼ失敗などすることなく器が焼けるんですが

安定しているものは逆にいえば変化は少ないし、面白い表情(質感)になることがないように感じています。

不安定でなかなか思い通りにいかないものは知識と経験とデータがすごく大切でこれがないといっつも失敗ばっかりなんですが

その中から生まれるものはびっくりするくらいテンションあがるものができます。

これは最近焼いたやつで久しぶりにテンション上がってニヤニヤしてしまいました。

 

物を作る原点。

銀色少年とアカイふらすこ

我が子のようなうつわたち

銀色少年の自己紹介的な・・・。

中島安宏

中島安宏

綾町工芸販売促進協議会
業務系SEで深夜帰宅の生活から、お日様と同じリズムの生活になりました。
ホームページ作成やカメラ撮影など今までと違う仕事を楽しんでいます。

ウェブサイトURL:

2011年 7月 29日(金曜日) 09:00
産業会館について1ケ月に渡り書いてきましたが、最後は産業会館のネーミングです。

産業会館は正式には、産業観光会館という名前があります。
ただ、この名前は仮称です。ちょっと呼びにくいですよね。
早口言葉のように連続して言ったり、咄嗟に言ったりするとひっかかりそうになります。

綾町ホームページや宮崎日日新聞上で、愛称を6月末まで募集しておりました。
この度、愛称の選考会が行われ、「綾ふれあい館」に決定しました。
町内、町外の様々な人がこの場所で触れ合えるような、いい響きの名前だと思います。

8月からふれあい館に商工会が移動して事務を開始する予定で、
建物全体のグランドオープンは9月1日からの予定です。

皆様に愛される憩いの場となるよう頑張っていきたいと思います。

産業会館の2階

産業会館の1階

岡田心平さん

産業会館について

有光信二

有光信二

綾の手紬染織工房の有光さん。伝統工芸士に認定されたお話を語ってもらいます。

ウェブサイトURL: http://www.ayasilk.com

2012年 2月 27日(月曜日) 09:00


工房の雛山が、完成しました!
花びらや苔っぽく緑色をしたもの、白く石のように見えるものは
何で出来ているかわかりますか?
答えは・・・・・工房でお確かめください。
3月4日(日)まで展示しています。
是非お越しください。 お待ちしています!

さて、最終回となる今回は、草木染のことを少しお話します。
工房では合成染料での染めもするので、草木っぽい色は出せます。
が、何というか、味わいとでも言うのでしょうか、
やはりそのあたりのことが草木染の染料の色とは違う気がします。

草木染の染料は、植物の実や皮などを煮出して染液を作るのですが、
この工程もなかなか楽しいものです。
色素がだんだん抽出されるにつれ、匂いが作業場全体に漂い
妙に気分がリラックスする時があります。
神経を落ち着かせる成分とかが含まれてるんでしょうかね。

今回、工房で割りと使うことの多い植物で染めてみました。

媒染剤(発色剤のようなもの)は木酢酸鉄とミョウバンを使用しました。
グレーっぽい方が鉄媒染です。
まずラックダイです。
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いきなりでなんですが、ラックダイは植物ではありません。
カイガラムシ科で、もとは「虫」です。 
臙脂虫(えんじむし)の一種のラック虫というものです。
樹木に寄生して養分を吸い上げ、体から分泌された樹脂状のものを精製して
取り出されたのが、ラックダイという染料です。

次は玉葱(ユリ科)

これは身近な染料ですね。
外側の茶色い薄皮を使います。
煮出しながら時々混ぜるのですが、
なんだか料理をしているような気分になり、自分で可笑しくなることがあります。
また、健康にも良く、玉葱茶なるものがあるそうですね。


これは楊梅(やまもも)です。(ヤマモモ科)
染料となるのは樹皮で、果実は生でも食べられ、
ジャムや果実酒などにもされます。
染料のほか、漢方薬にも用いられ、
下痢、打撲傷、解毒などに効用があるといわれています。

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矢車です。(カバノキ科)
ハンノキ、ミヤマハンノキ、ヤシャブシなど
カバノキ科の落葉樹の実を総称して矢車といいます。
昔はお歯黒にも用いられていました。

この他、工房では赤系だと茜、
黄色系は刈安やエンジュ、
茶系だと柿渋やカテキューなどを使って染めます。

皆さんの周りにも染色に使える植物が結構生えているのではないでしょうか?
一度挑戦してみてください。
充実した時間が過ごせますよ。

絞り染めのお話

藍の色、絞りのお話

蒅(すくも)のお話

藍のはなし ~藍のお世話~