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工芸家として思うこと

2011年 4月 29日(金曜日) 17:21

もうすぐ陶芸家として独立して、12年が経とうとしています。
僕は親の跡を継いだというわけではなく、自分でのこの仕事を選びました。
学生時代はまったく別の道を志していました。

なぜ焼き物なのか?

この道を目指し始めた時からの自問です。

いろんな理由があるのですが、ひとつには現在の大きな「経済」の流れには逆らえないとしても、その端っこくらいに居たい、と考えたこともあります。
現在の世界は、経済、もっと言えば「お金」を中心に回っているといっても過言ではないでしょう。 
もちろん、僕たちの「商売」もそのシステムの恩恵を受けているわけですが、しかし、よくよく考えてみるとそれだけではないようです。

ところで今、今年の30回目の節目を迎える工芸まつりに向けて、いろいろと話し合いが進められているところですが、そこで話に出るのがわれわれは何を目指して工芸品を作るのか、ということです。 
グラスアートの黒木さんの匠日記にもあるように、世間の価値観が変わってきてしまったために、安い輸入品やプラスチック製品にその市場が奪われているという現状があります。
それはなぜなのか?それがもたらすものは、(作り手にとっても消費者にとっても)一体なんなのか?
そんなことが話し合われています。
そして、われわれモノツクリが、今世の中に向けて問うべきではないのか、ということまで言われています。

手づくりの日用使いの道具たち。
これらが日本の家庭で果たしてきた役割というものを、僕たちは改めて見つめ直すことも大事なのではないでしょうか。 

公式ホームページができるまで その2

2011年 4月 20日(水曜日) 09:00
公式ホームページができるまでという事で、前回は道具のお話をしましたが今回は、中味のお話をしたいと思います。

ホームページを作る上で大事だと思ったのは、どのような人に訴えかけるのかという事でした。
会議で話し合って出した結論は、「工芸が好きだけど綾町を知らない人」でした。
この人たちに綾町に興味を持ってもらい、綾町に観光に行きさらに工芸品も
買ってもらうような流れができたらいいなというを考えました。

次は、想定する読者に提供する情報です。
工芸者の情報は、ホームページの大事な要素なので情報収集に努めました。
工芸コミュニティ協議会には、46の工房や企業が加盟しているので、そのひとつひとつを訪ねていき、
お話をしていきました。
1ヶ月間半ぐらいかかりましたが、これで顔を覚えてもらいその後の活動がやりやすくなりました。
写真撮影、文章作成など工芸者にも協力してもらい、ホームページ作成に着手してから3ヶ月後にようやく一通り完成しました。

ただ、ホームページは完成してからが本番で、情報を発信し続ける事が重要です。
公式ホームページでも毎日更新されるような仕組みとして、「匠日記」というコラムを工芸者に書いてもらうようにしました。
これにより、作り手の考えや、人間が見えるようになってよかったのではないかと思いました。

次回で最後になりますが、これからの展開について書いていきたいと思います。

公式ホームページができるまで その1

2011年 4月 13日(水曜日) 09:00
第2回目は、綾町工芸コミュニティ協議会の公式ホームページができるまでについてお話しします。

綾町の工芸品をPRするという仕事につきましたが、その中で一番にやる仕事というのが綾町工芸コミュニティ協議会のホームページを立ち上げることでした。
前職は、システムエンジニアでしたが業務系をメインでやっていましたので、そこまでホームページ制作には詳しくありませんでした。
ネット関係の勉強をしないといけないなと思いながら業務開始を迎えました。

しかし、業務開始後、コミュニティ内のネット関係に詳しいメンバーが集まり「ホームページ作成実行委員会」が立ち上がりました。
この中でホームページ制作に関する話し合いを行い方針を決めていく事になりました。
当初は外部の業者に委託をしてホームページ制作をお願いするという事になっていましたが、
ホームページ完成後のメンテナンスを自分達でできるようにするという事を考えて、制作も自分達でやるという事になりました。
知識はないけど、自分達で作る。
相反する事をやろうとしていましたが、そのスキマを埋めるツールがありました。

コンテンツ管理システムです。

コンテンツ管理システムとは、ホームページを制作する為の知識があまりなくても、
比較的、綺麗にホームページが作れるという事で、ここ数年様々な企業で導入されているシステムです。
国内、国外を含め様々なコンテンツ管理システムが開発され、そのほとんどが無料です。
ホームページを制作する人が考えるのはデザインや記事などのコンテンツ部分だけになるので、
ホームページ制作に関する技術的な敷居は低くなります。
今回は、ご自分のサイトをコンテンツ管理システムで構築した陶房八十一さんの意見を参考にして、
Joomla!(ジュームラ)というコンテンツ管理システムを採用しました。

ドイツで開発されたこのシステムですが、プログラムが公開されているので世界中の人達が、新しい機能を作って公開しています。
メリットはこんな機能がないかなと思った時にネット上で調べれば、だいたいは存在しています。
デメリットは、日本語の情報が少ないという事ですが、今は翻訳もできるのでどうにかなりました。

その他に、コンテンツ管理システムを公開する為の場所として、レンタルサーバーを借り、
分かりやすいURLとする為に、ドメイン(aya-craft.jp)を取得しました。
ここまでは、システムに関する部分で前職に近くやりやすかったのですが、
ホームページの中味を考えるところになってからいろいろと苦労しました。

次回は、コンテンツ作成の苦労話などを書いてみたいと思います。