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藍のはなし ~仕込み編~

2011年 4月 07日(木曜日) 09:00
初めまして。
綾の手紬染織工房で染を担当している有光です。
今月4回にわたりブログを書くことになりました。
よろしくお願いします。

さて、我が家では鹿児島から娘が帰ってくることになり、その荷物が近々家に届くので
それを置く場所を確保しなければならないということで、狭い家の中を右往左往しています。
が、そんなことにはお構いなしに締切日はやってくるのです。

と、いうことで普段携わっている藍のことを書いてみようかと思っているのですが、
藍の歴史とかはネットで検索すれば山ほど情報が得られるので、
今回は毎日どのように藍と関わっているのかを知っていただくことによって、
少しでも藍に興味を持っていただければ、と思っています。

さて、4月1日に新しく藍を仕込みました。
普段は男二人でやる作業を今回は以前このブログに登場した研修生の田中麻莉也さんと仕込みをしました
小柄ながら重たいものを運んだり、良くやってくれましたが、さすがに仕込み後はヘトヘトになっていました。

当工房の藍は「灰汁発酵建て」といって木灰の灰汁(あく)で原料となる「蒅(すくも)」を発酵させて染まる状態にします。
この工程が仕込みです。
今回は大きなプールで仕込みました。その中に蒅5俵と灰汁を入れ、よく踏み込みます。
その後「貝灰(貝殻を焼いて灰にしたもの)」を加えて混ぜ、さらに焼酎を振り入れます。
2,3日したら発酵が始まり(写真は4/3~4/5までの発酵の様子です)、1週間後には仕上がります。
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実際に染められるのは、それからさらに3日後位からです。
ただ、仕上がり具合によってはもう数日置く場合もあります。
仕上げ予定は4月8日(金)です。
来週はその様子を見ていただけると思います。
それと、使い始めてからの藍の管理はどうしているのかもお話してみようと思っています。
お楽しみに。

ところで、4月29日から5月5日まで工房において藍祭りが開催されます。
そこで藍の説明を、実際に藍を見ながらさせて頂くこともできますので、
ぜひ会場に足を運んで、気軽に声をかけて下さい。
また、藍染の体験もできますので、作品作りにも挑戦してみてください。
祭りの詳細は後日お知らせできると思います。