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第31回工芸まつりポスター

2012年 10月 25日(木曜日) 09:24

今年の工芸まつりのポスターのテーマは、「森の恩恵」。

今年は町政80周年の節目の年であり、そしてユネスコエコパークに綾町が登録された記念すべき年でもあります。
この人口わずか7000人ちょっとの町がここまでこれたのは、ひとえに綾の森があったからに他なりません。

そして私たち、手づくり工芸に携わる者たちは日々その恩恵を感じながら仕事をさせて頂いています。

それをポスターという形で表現してみました。

ロケ地は、川中神社横から綾南川へ流れ込む小さな沢。
木漏れ日が葉っぱの隙間から椅子にあたるイメージの写真を撮りたかったのですが、何せ今年は雨や曇りの日が多く、8月の終わり、その日の午前中しかない!というタイミングでロケが決行されました。
快晴ではなかったものの、逆にいい感じでしっとりした、落ち着いた感じの写真を撮って頂きました。

そして画面中程、2羽の小鳥を配置しました。 

これは私たちが「結いの心」で結ばれている、という象徴です。

第31回綾工芸まつりは11月23日勤労感謝の日より、25日の日曜日までの三日間の開催です。
皆様のお越しを、心よりお待ちしております(^_-) 

第31回工芸まつりに向けて

2012年 1月 30日(月曜日) 10:26

さて前回までは「第30回工芸まつり」での、私個人が関わった上の反省を書いてきました。
そして今年は新しい節目、31回目の工芸まつりに向けての準備が既に始まっています。 

今回の実行委員長は元町陶苑の日高幸一さん。
幸一さんからの要請により、(まだ正式決定ではありませんが)広報班長を仰せつかりました。
企画と並んで広報は表に立つことの多い、責任重大な部署ですので、いささか緊張気味であります(^^ゞ

まずはここ数年続けて来た「チラシ」の見直しに手をつけたいと思っています。

以前は、チラシではなく、ポスターと葉書でした。
このポスターのデザインを、実行委員会でああでもない、こうでもないと話し合ったものです。
このポスターを作る過程で、実行委員内の意思統一が図られ、またコミュニティ全体にも浸透していった効果があったような気がします。

でもね、本当にポスター作るの大変なんですよ。
作ったはいいけど、これを各所にお願いして貼って頂かなければいけないし、剥がしにもいかなきゃいけない。 
お金と手間ひまが掛かるんです。
それが費用対効果としてどうなのか?ということでチラシになったのですが、楽になったのはいいものの、何となく工芸まつりに向けて一丸となっていく様子が年々感じられなくなって来ていました(あくまで個人的な感想ですが)。
後はデザインも「おまかせ」だったようで、今イチ(^^ゞ(すいません)

もちろん、昔のやり方そのまんまということではなく、チラシの利点も生かせる方向でやっていきたいなーと考えています。
まだ具体的なアイデアはありませんが(笑)

ま、なんとかなるでしょ(^_-)

お楽しみに!

第30回綾工芸まつりを振り返って その3

2012年 1月 24日(火曜日) 10:43

経済を考慮することが悪いわけではありません。
我々はプロであって、アマチュアでも慈善事業でもありません。
しかし、我々の仕事が評価される、価値あるものとして世間に受けられているのかどうか。
現状ではそれは大いに疑問です。 
だからとって、売らんかなといった態度を取っては工芸家としてどうなのか。

それは単純に作家としてのプライドの問題を言っているわけではありません。 
お金が欲しいのならば、別に無理して工芸を続ける必要はないのですから。 
お金を稼ぐ手段は他にいくらでもあります。
それよりも工芸作家が生きにくい社会構造いや世間の意識に、問題がある。
そういったことを今こそ、我々が訴えていかなければいけない。 

これは工芸の社会的地位向上を訴えているわけではありません。日本の伝統工芸はしっかりと社会的な地位はあるはずですから。
我々も含む社会全体が、一体どういう価値観で動いているのかをもう一度見つめ直してみましょう、ということなのです。 
そこから考えていかなければ、訴えていかなければ我々の工芸作家としての明日の生活は無い、ということなのです。
それは、有田やあるいは京都、金沢といった由緒ある伝統工芸の産地ではなく、辺境のこの綾からだからこそ言えるのではないか。 

そういったことが「企画班」では話し合われたのです。

平成23年2月7日のグラスアート宮崎での企画班、広報班合同の会議のレジュメには、前回までの話し合いから下記のことが記されています。

工芸コミュニティ会員全員が目指す工芸の町・綾における「綾工芸まつりの理想像・存在意義・(我々にとって綾工芸まつりとは一体なんなのかをもう一度見つめ直す!)
身近な生活居住空間の日本伝統文化が廃れ、無機質な物質があふれる現在の日本社会に有機野菜、工芸手づくりの里・綾から日本人へ警鐘を鳴らし、今一度日本人が長年かけて到達した「物」へのこだわりやありがたみの大切さを思い起こさせ、自然のぬくもりや伝統に囲まれた空間のご提供の場として、全国に発信する【様々な工芸家が集う町・綾手づくり職人の祭典】でありたい。

・・・今、冷静に見てみると、だいぶ熱く語っていた、少々気負いすぎ?みたいですが(^^ゞ
まあ、それくらいの気概をもって望みたいという各人の熱意の現れなのです。 

第30回工芸まつりを振り返って その2

2012年 1月 16日(月曜日) 10:03

延べ10時間以上に及んだ「企画班」会議。
その内容はどうのようなものだったのでしょうか。

その前に。
この不況の中、特に我々個人経営の工芸作家は、ひと頃の工芸ブームが懐かしく語られ(もちろん私の世代以降はその恩恵もありませんが)、超氷河期を迎えています。 
しかし一方では空前の円高が進み、国内の消費者心理とのねじれ構造は解消されないままです。また国際的な金融不安も先行きは見えず、宮崎では口蹄疫や新燃岳の噴火の傷が癒えないまま、東日本大震災、福島原発事故が起こってしまいました。

いつから人びとは、手づくり工芸品を買わなくなったのでしょうか。

言うまでもなく、以前は手づくりのものしか市中にはありませんでした。しかし、明治以降の近代化から始まる日本の歴史によって大量消費社会が作られてきました。そのことによって、日本は国際的な競争力を得、人類史上まれに見る豊かで便利な生活を送れるようになってきました。
しかし、一方で犯罪の凶悪・低年齢化、自殺者の増加、成人病の増加、家庭崩壊等々の社会問題もクローズアップされることになります。

本来、家庭の中で日常的に使われる道具、これが手づくりのものから工場生産の無機質なものに変わっていったことと、我々の生活の困窮は無関係ではないのではないか。

それは単純に、より安いものを世間が求めた、という話ではないのかもしれない。
世間の「絆」あるいは「結いの心」が失われていった過程とそれは密接に関係しているのではないか。
経済効率優先の、大量消費社会の象徴とも言うべき工場での大量生産品が巷にあふれればあふれるほど、「絆」は失われていったのではないのか。 
そうであるならば、我々は作り手としてはどうだったのか。 安易に消費者のし好に迎合するだけで、結局のところそういった流れに任せていただけではないのか。ということは今の我々の現状は、自ら招いたものとも言える。作り手として守るべきものを守って来なかった結果ではないのか。

作り手としての守るべきもの。
それは工芸品が社会をつなぐパーツであること。家族を結びつける普段に使うまさしく道具であること。恋人の心を引きつけるものであること。
そういった力を我々は自分の作品に込めて来なかったのではないのか。 
そういったことを自ら考えもせず世間にも訴えて来なかったのではないのか。 これが現実だからと、目の前の経済を追いかけてばかりいたのではないのか。

第30回工芸まつりを振り返って

2012年 1月 11日(水曜日) 09:24

昨年、綾工芸まつりもおかげさまで節目の年を迎えることが出来ました。
これも長年に渡ってご贔屓にしてくださる皆様のお陰です。ありがとうございます。
また、特集記事にありますように諸先輩型のご尽力に寄るものです。

さて、昨年の工芸まつりでは私は「企画班」として関わりました。
正直、どれだけ貢献出来たのかいろいろと反省点もあります。
しかし、企画班が組織されて当初の議論の中には、残念ながら十分に反映出来なかったとはいえ、今後の我々の進むべき道筋、考えていかなければいけないことが濃厚に話し合われたものでした。 

「企画班」実行委員長はグラスアート宮崎の黒木国昭さん。
たびたびグラスアート宮崎の事務所で会合はもたれました。
大原陶苑の大原さん、グラスアート営業の坂田くん、綾の手紬染織工房の故岡田心平くん、熊須碁盤店の熊須健司くん、パン工房綾の小川さん、工芸販売促進協会の中島くん、時には役場観光課の牧さんを交えて話し合われました。

通常、イベントの企画と言えば何を目玉としてやるのか、ということだと思いますが、こと綾の工芸においてはそれよりもまずはコンセプトだろう、 30回と言ってもたかだか数十年の歴史しかない綾の工芸、とてもまだまだ有田の陶器市ほどのものにはなりえない。
まずは作り手である我々がなぜ今この時代にあえてリスクのある工芸を志すのか、なぜ綾なのかということをしっかり考え、共有しなければならない。逆に言えば、それさえしっかりしていればどんなイベントをしようとお客様に思いは伝わるのではないか。
歴史が無いからこそ、コンセプトが大事になる。信念が大事になる。そしてそれが今の時代に求められているのではないか。
そう言った抽象的な概念の話が、とても長い時間話し合われました。 

その中で、もっとも頻繁に出て来たキーワードが「結い」です。

最近では「絆」という言葉が良く世間で言われています。意味は同じです。
個人的には、「絆」はどちらかといえば状態を表す言葉で、「結い」というのはより主体的な意思を感じること、またその響きからこちらの方が好ましく思えます。 

それはどういった内容だったのか。
次回に続きます。 

秋の運動会

2011年 9月 27日(火曜日) 09:00
秋の運動会シーズンです。
私は、運動が苦手で運動会など大嫌いでした。
朝から揚げ物のパチパチという音で目が覚め「雨かな」と期待すると、
から揚げの音でがっかりしたというのを毎年繰り返していました。
大人になってみると、運動会という一大イベントがすごく楽しくて、
お弁当の献立も随分前から考えたり、応援にも力が入って、
子供たちより楽しみにしているのではないかと思うこともしばしばです。

匠日記も私の担当はこれで終わりなので、少し宣伝をさせてください。
11月5日に第3回綾・くろずまつりを大山食品の工場内で開催します。
今いろいろと準備中です。
11月19日から23日までは、綾工芸祭りも開催されます。
大山食品も出展しますので、どちらも是非足をお運びください。
くろずまつりはまだ準備中ですが、子供たちが喜んでいただけるお祭りにしたいなと考えています。
宮崎には綾町には、こんなにこだわった黒酢を造っている工場があるんだとたくさんの人に知ってもらえたら幸いです。
たくさんの方がいらっしゃることを心よりお待ちしています。

地下鉄の 風に取られし 夏帽子 創-つくりや-屋の近況

2011年 8月 03日(水曜日) 09:00
7月26,27日の二日間に工芸コミュニティ(協)を代表して
工芸まつりと
照葉大吊橋の広報キャンペーンに
大阪までいって参りました。

大阪駅前の第一ビルにある宮崎県の大阪事務所の方々にはアポ取りから
水先案内人まで、二日間の行動計画とその他、下準備して頂き、
大変、お世話になって、おかげさまで営業が成り立ちました。


第一ビルの8,9階には宮崎県のほかに九州では福岡,佐賀,長崎と鹿児島 
本州では北海道、青森、秋田、山形、新潟、長野、群馬、そして
東日本震災の被害地である岩手、宮城、福島、さらに茨城、広島の
16の道県事務所が設置されているのには、驚きでした。
職員の皆様のおかげがあって地方行政も進んでゆくんだ。
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初日の昼食はカレーそば定食をかきこみ、
次の日は親子丼をあわただしくとっての
忙しい営業の途中の地下鉄での事
女性の乗客の帽子がビル風に飛ばされて線路に落ちてしまいした。
さすがに飛び降りて取ってくる勇気は湧きません。
すぐに電車が入ってきて、帽子はさらに飛ばされてゆくかと思いきや
敷設の底にまだ残っていました。
そうこうするうちに、いつの間にか、
わが宮崎県事務所の方が連絡していて、物干竿のマジックハンドを
携え、駅員がやってきて簡単に、しかも安全に回収してくれたのでした。
必要は発明の母とはまさにこの出来事。
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キャンペーンの出発は朝6時から帰りはよる10時まで目一杯、
民間人の私はこき使われてしまいました。(笑)
楽しかったことは同行の観光振興課課長と二人で妻味(つまみ)
という酒房で納得のゆく料理で焼酎を呑み交わした事でした。

10月5日     照葉大吊橋リニュアルオープン
11月19〜23日  綾工芸まつり

工芸まつりの改革

2011年 3月 17日(木曜日) 09:00
ただ並べて販売する時代は終わりだと言われ始めて大分なるが良い解決策がでてこない。
造り手自ら行う事が一番良いことだと解っていても、もう一歩踏み出せない所があるのではないか。
過去、宮崎の工芸作家展にて、その道の専門家(コーディネーター)にお願いして展開、新しい仕掛けを提案、それなりに結果を出す事ができた。
さらに立体構成としての空間の提案、例えばテキスタイルによる空間の特色づけによりそれぞれの工芸品が生き生きとしてくるから不思議である。
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コーディネーターをお願いするのは一般の主婦、和食、洋食、コーヒーショップのオーナー等、4グループ構成すると良いのでは。
そして、コンペ方式にして表彰して盛り上げる。
さらに会場全体をデザイナーにまかして、さらに会場全体を締まり良い空間にまとめる。
各展示場のスポット、スクリーン等がどこにでも設置可能、平均的に明るく整理された展示場にする。
製品の見栄えが一段と良くなる仕掛けとする。
この仕掛けの材料は10㎝の杉角材により構成される。
予算としては初年度は120万ほどかかるが、リース料金は減額される。
この仕掛けは5年の間繰り返し利用でき、5年サイクルを考えると昨年度の予算でも可能となる。
工芸まつり、30周年記念展を考えてみました。

綾町30回目の工芸祭

2011年 1月 12日(水曜日) 09:00
こんにちは
今年第2回目の筆になります。日高幸一です。
年明けて10日過ぎになり、まだまだ正月気分が抜けずこまったものです。
おはようございますと寝床からごそごそと起きて、毎日まずは新聞、このスタイルはここ数十年変わっていません。
何時に起きるのかって.......恥ずかしくて言えませんね。
さて、今日は、何を作ろうか。
考えているうちに本日も日が暮れようとしています。

今年は私達、工芸家にとって節目の年、工芸祭り30回目を迎えます。
昨年は、この祭典 工芸祭りは今までにない町外からの出品者をゲストとして祭りに加わっていただき大盛況の内に終わる事ができました。
改めて宮崎県での工芸の町として、又は、南九州一番の工芸の祭典としての位置付けを認識したところであります。
昨年の結果から、学ぶべきことはしっかりと今年に反映させ30回目の工芸祭りが意義あるものであるよう願うのであります。

感謝です。29thの工芸まつりも盛会のうちに終了。今年も又新しい出会いとなつかしい再開がありました。元気がでます。

2010年 11月 24日(水曜日) 13:43
感謝です。29thの工芸まつりも盛会のうちに終了。今年も又新しい出会いとなつかしい再開がありました。元気がでます。  例年になく多くの方々がおいで頂いたような感じがしたのは私だけだろうか?  県外からのお客様もたくさんかけつけて下さった。  本当にうれしく有難いことです。  より楽しい「工芸まつり」のカタチをめざして気持ちははや30thに向けて動き始めています。  11/24 玄太

感謝です。29thの工芸まつりも盛会のうちに終了。今年も又新しい出会いとなつかしい再開がありました。元気がでます。

例年になく多くの方々がおいで頂いたような感じがしたのは私だけだろうか?

県外からのお客様もたくさんかけつけて下さった。

本当にうれしく有難いことです。

より楽しい「工芸まつり」のカタチをめざして気持ちははや30thに向けて動き始めています。

11/24 玄太
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