Home匠日記2011年2011年05月火曜:岡田心平(綾の手紬染織工房)綾の手紬染織工房小石丸の春まゆと、雌雄鑑別、そして蚕技研11号はいよいよ5齢へ

小石丸の春まゆと、雌雄鑑別、そして蚕技研11号はいよいよ5齢へ

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小石丸の春まゆが出来て、工房に届きました。

F1010001

西都の三財の日高さんに飼育していただいたものです。

気候がよく、日高さんの飼育が良かったのでしょう、小石丸ならぬ「大石丸」と呼びたくなるような、立派な大粒の小石丸が出来てきました。

でも、くびれた形はやっぱり小石丸ですね。

 

さて、このまゆの一部から、今年の秋と来年の春用の卵=蚕種を作ります。

約5000粒の形の良いまゆを選び出して、繭を切って中の蛹を取り出します。

そして、雄と雌を分けて保管します。

雌雄鑑別の仕事は、けっこう目が疲れます。

F1010003明るい廊下で雌雄鑑別をしています。

 

F1010002メスのサナギの方が、オスよりもやや大ぶりです。卵を体内に準備しているからです。

来週には、羽化して、交尾し、産卵します。

 

一方、蚕技研11号は、4齢が終わり、4眠に入ったところです。

眠とは、脱皮のために活動を停止している状態のことです。

指さしているのが5齢になったところ。そのすぐ右側のはまだ4齢です。

F1010004

 

F10100054齢蚕

 

F1010009

眠中は餌を付けないので、蚕座は蚕の色で真っ白に見えます。

広い蚕室の3分の2を使うほど、広いスペースが必要になってきました。

18mの飼育台2本がいっぱいになっています。

来週には、繭をかけそうですね。

最終更新日: 2011年 5月 31日(火曜日) 09:56
岡田心平

岡田心平

綾の手紬染織工房

ウェブサイト: www.ayasilk.com/