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趣味の陶芸 No.8 ~ろくろで成形 菊練りが大切~

2011年 12月 16日(金曜日) 09:00
ろくろの種類には、手で回す手ろくろ、足でけり回転させるけ(蹴)ろくろ、モーターで回す電動ろくろなどがあります。
ろくろ成形の仕方をさわりだけ説明します。
最初に五から十キロの粘土を菊練り(粘土の中に空気が入らないように、粘土を万遍なく練る)します。
菊練りをしないと、作りにくい、傷やひびが入るなどの原因となります。

菊練りした粘土をろくろ板の上にたたいて山状にセットします。
手に水を付け、ろくろを回転させながら中心を出し、でこぼこのないきれいな山にします。
この作業を土殺しといいます。
次に粘土の先端を必要な太さの棒状にして、中心を指で押し下げ穴を開けます。
粘土先端の直径と穴の深さで器作りに必要な粘土量と器の大きさが決まってきます。

そして両手の指先で器の側面をはさみ、少しずつ薄く、大きく延ばしていきます。
ほぼ目的の器になったら「こて」や「しか皮」で形を整えます。
高台分の土を底に残し、しっぴ(ろくろ用切り糸)で切ったら、両手ですくい上げるように器を取り、
板にのせ半乾きさせてかんなで高台削りをして完成です。

ろくろの引き方、回転方法、道具なども各窯元でかなり違いがあります。
ろくろ成形は熟練が必要なので、うまくなるには非常に時間がかかります。