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趣味の陶芸 No.9 ~絵の具は多彩 自由に描いて~

2011年 12月 23日(金曜日) 09:00
陶器には釉薬(ゆうやく)だけで仕上げてあるものと、いろいろな文様が施されているものとがあります。
今回からは文様の入れ方、装飾方法について説明します。

まずは、一番ポピュラーな絵付けです。
絵付けには下絵付けと上絵付けの二種類があります。
素焼きの器に絵付けをし、その上に透明釉などの釉薬をかけて仕上げるものを下絵付けといいます。
上絵付けは本焼きした器に絵付けをし、再度焼いて仕上げます。

使用する絵の具も下絵の具、上絵の具とそれぞれ専用のものがあります。
現在では研究が進みたくさんの色の絵の具がありますが、
昔から使用されている絵付けの原点ともいえる絵の具が呉須(ごす)と鉄です。

呉須とはコバルト成文を多く含み、青や紺色に発色します。
呉須を使った絵付けを呉須絵とか染付けと言います。
一方、鉄絵の具は紅柄(べんがら)などの鉄分を多く含んだ絵の具で赤や茶、黒などに発色します。
これで絵付けされたものを鉄絵といいます。

ほかにも、酸化クロムの緑のように水彩絵の具などと違い高温に耐えられるように金属成分や鉱物などが多く含まれているのも特徴と言えるでしょう。
今ではピンクやオレンジ、紫などいろいろな絵の具が市販されていますので自由に描いて楽しんで下さい。