Home匠日記2011年2011年08月月曜:岩崎龍稜(凌雲洞工房)凌雲洞工房3)鑿(のみ)について

3)鑿(のみ)について

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IMG_0341刃裏をべたにしないために鉋同様、裏出しをされるといいかと思います。
鑿は入手した時ほとんど丸刃になっておりますのでグラインダーで刃先と元との間を鋤いて取り成形して研いでおります。

平鑿は刃を斜めに滑らすと刃角が鋭角になるため良く切れます。
技法としては梃彫り、歩き彫り、スクリュー等の技法があります。

古い鑿の中に彫刻家 故石橋古鈴(いしばしこれい)氏の工房で使用されていた丸鑿を見た時、筒状ではなく弧を描くように研がれているのを見て、いい勉強になりました。
物から学ぶ姿勢も大事なことと思います。

中国の古典の中に『大学』という本があります。
この本の中に『心ここに在ざれば 視れども見えず 聴けども聞こえず 食えどもその味わいを知らず・・・』とのことが書かれております。
心の作用、つまり集中力を意味することだと思います。
大事なことです。
最終更新日: 2011年 5月 31日(火曜日) 09:55
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岩崎龍稜

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