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1)はじめに

2011年 1月 06日(木曜日) 00:00

IMG_0313私は定年後綾町に居住して10年、綾小学校正門前にて木工をしております。
屋号を凌雲洞工房(りょううんどうこうぼう)としております。

延岡に居住していた時、たしか協立病院の前身が凌雲堂の屋号を持つ医者であったと記憶しております。
その響きのよさにいずれの日にかとの念願からの命名です。
綾に居住した当初は刀屋へ鍔かけ、刀掛を納めておりましたが今は工芸まつり一本に絞って製作をしております。
目標とするところは指物の職人です。

木工品を作るために必要なものは切れる刃物かと思います。
切れる刃物の条件は刃物はいい研ぎをすれば切れます。
ただ永切れするか否かの違いです。
鋼は鍛錬、焼き入れの良しあしにより切れ味に差があります。
古い半世紀以上を経たような刃物は鋼が時の流れによって変化し良く締まって刃こぼれもなく実によく切れます。
このようなことから私は古道具を探し求めております。
削るにあたって留意すべきことは切れが止まるまで使わないことです。
切れが鈍った時点で使用をやめ研ぐことです。
切れ止まるまで使うと刃こぼれしやすくなります。
そうすると刃物を研ぐために費やす時間は数十分が必要です。
切れの鈍った時点で研ぐと数分で研ぎあがります。
気持ちよく仕事も出来ますし、能率も上がります。