こんにちは。
綾の照葉樹林マラソンの応援をしてきました!!
小さい子どもからご年配の方々まで、たくさんの人たちが
一生懸命、そして楽しそうに走っている姿は本当にステキでした!!
見ている私も元気になりました。
1番最初に、こちらの工房を訪ねたのは今年の3月でした。
とても青空が綺麗で、気持ちの良い日だったので綾北川沿いの道を
のんびり歩いて工房へ向かったのをよく覚えています。
想像していた工房より、ずっと広く様々な道具が揃っている事に驚きました。
素直に良いところだなぁ~、色々学べそうだなぁ~と思えました。
そんな工房の中で私のお気に入りの場所は2つあるのですが…
1つめは、藍小屋です。

藍甕がたくさんあるんですよ。
藍小屋の中に入ると、独特の香り??がするので最初はビックリしたのですが、
今では当たり前になりました。
藍が発酵している匂いなのかなぁ。
藍はとっても不思議です。
毎日、見せる顔が違うんです。
疲れている時もあるし、元気な時もあります。
そして、若い藍と年配の藍ではやはり違うのです。
若い藍は勢いがあってキラキラと輝きを放っているし、
年配の藍は渋いというかなんだかゆったりしています。
本当に不思議なのですっかり虜になってしまいました。
藍染めは結構重労働なのですが、とても楽しいです。
そして藍色にも様々な色合いがあるのも魅力の一つです。
2つめは、織り場です。

こちらにもたくさんの機(はた)があります。
ここで、手織りの着物や帯、ショールやコースターなどが織られています。
織ることってひたすら地味な作業なんですけれど、これが簡単に見えて
綺麗に織るというのは、なかなか骨が折れる作業なんです。
織ることに憧れこの道に入ったのですが、やっぱり織っている時が
1番落ち着くし、楽しいです!!
なので必然的に、織り場が心休まる場所となっています。
なんでこんなに織ることが好きなのかは良く分からないのですが、
無心になって織っている時間が心地良いのです。
また経糸と緯糸によって表現される布の表情を見ることが
とっても面白いし、織りの醍醐味なのだと思います。
まずは自分の機を持つこと。
そしてこれから少しずつ、色々な布を織っていくことが出来たら良いなぁと思っています。