Home匠日記2011年2011年11月かたかべ雄人(ギャラリーうるし屋)ギャラリーうるし屋うるし18 ~轆轤ひき伝統伝える木地師~

うるし18 ~轆轤ひき伝統伝える木地師~

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木地師とは、江戸時代から明治初期まで日本各地の山を点々としながらおわんなどの木地を作って暮らしていた山の民の集団です。

その木地師さんたちのふるさとを訪ねたことがあります。
滋賀県の永源寺町です。

町からさらに山奥に入った「小椋谷」にその集落はあります。「君ケ畑」という集落で、この地から多くの木地師が全国各地に散らばっていったといわれています。

「木地師資料館」に展示されている江戸時代の「氏子狩帳」には、この地で木地師を生業とする木地屋が2114軒あったことが記載されています。現在でも数件の木地屋さんが轆轤(ろくろ)をひいてその伝統を今に伝えています。

木地師さんたちの多くは「小椋」「大蔵」「小倉」の姓を名乗っています。

全国各地を旅していると、思いがけない所で「小椋製作所」「大蔵製作所」「漆器の小倉」などの看板を発見することがあります。時代が変わってもやっぱり「木」に携わる仕事をしている。おそらくご先祖様は木地師だったんだろうな・・・なんて不思議な感動を覚えることがあります。

そういえば、最近になって五ヶ瀬町に「小椋さん」という木地師がいらっしゃることを教えて頂きました。
最終更新日: 1999年 11月 30日(火曜日) 09:00
かたかべ雄人

かたかべ雄人

身も心も漆にかぶれてしまったかたかべさんが、漆器について語ります。

ウェブサイト: www.urushiya.info/