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綾豆本舗 須田商店

綾豆本舗 須田商店 (8)

半年ぶりの落花生屋の家内の日記 3

作者: 須田理恵 2011年 5月 20日(金曜日) 07:30

五月はじめに種まきした我が家のプランターの落花生です。順調に芽が出てきました。若い緑が愛らしいです。

今日は須田商店の店内にご案内します。店の入り口に『お買い得の落花生 200円!』 があります。小ぶり等の理由で選別された規格外の品ですが甘い、香ばしい、安いと人気があります。
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350円の品よりどり3袋1000円のコーナーには、ウチの手造りの豆菓子の梅ピ、味噌ピ、黒糖ピの他に、雀の玉子、もち米あられ、手割り黒砂糖、押し麦、黒米などが並んでいます。
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五月限定でおススメなのが「抹茶あられ」です。もち米あられの軽い食感でほんのり甘くてお茶の良い香りがして、油気がないのでカロリーもこわくない。また、たまに並ぶのが「ピーナツぼうろ」です。我が家の粉に挽いた落花生がたっぷり入っていて、米の粉の生地なのでしっかりした食感で、素朴でなつかし様な味わいです。催しのある時に和菓子屋さんに頼んでいます。小腹のすいた時にいいですよ。
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我が家のメインはこちらの宮崎産落花生。からつき、むきみの「無塩」と「塩ピ」があります。
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豆と相性のいい「柿の種あられ」が90グラム入り100円といつでも安いですよ。一緒に食べて下さい!
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工芸まつりには「綾町内で作られている品」しか出せませんが、うちの店内にはうちがセレクトした美味しい品も色々並べていますのでどうぞ見にいらしてください。
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半年ぶりの落花生屋の家内の日記 2

作者: 須田理恵 2011年 5月 13日(金曜日) 09:00

落花生を育ててみましょう(プランターでもできますよ)

落花生は春に種まきして夏の終わりに収穫できます。平年ならゴールデンウイーク前までに種まきするのが一般的ですが、この春はずっと雨が降らなかったし、気温もやっと上がってきたので、まだ今からでも間に合いそうです。土は肥えてない方がいいです。できれば海苔やあられの乾燥剤にも使われる「石灰」を混ぜておくといいです。

種はから付のまま常温で保存しておいた豆をむいて使います。種はウチにあります。園芸のお店にもあると思います。

実のとがった方からまず根が出ますので、そちらを下向きか横にして、3センチの深さに撒きます。間隔は30センチ程、畑で畝につくるときは二列にします。あまり水をやりすぎても腐るので乾かない程度でしょうか。芽が出るまでに一週間から二週間、葉が増えて、梅雨の頃エンドウなどと似た豆科の特長をもった黄色い花が咲きます。
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その花がしぼむと落花生特有の不思議な現象が起こります。花の元から花茎と言う新たな茎が伸びて土に刺さり、その先に豆が実ります。一粒の種から20~30粒できるでしょうか。まだ若い実を早や掘りして塩茹でして食べるのはその時季ならの楽しみです。しょうゆ味で豆ご飯も美味しい。

さあ収穫です。殻の中の薄皮がピンク色になった頃、株ごと引き上げてひっくり返して乾燥させます。茎が枯れたら実をちぎり、シートの上でカラカラに乾かしたらOK!来年の種用に取りおいて、あとはいり豆に、水にもどしてゆで豆ににして、美味しく楽しく食べて下さい。
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我が家の前でプランターで育てていますので見に来て下さい。

半年ぶりの落花生屋の家内の日記 1

作者: 須田理恵 2011年 5月 05日(木曜日) 18:44
「匠日記」がスタートして半年、もう一巡したみたいです。綾城焼の中村さんのマンガ!上手い!とか、手紬の秋山さんの綾工芸始めの物語に、さすが~!とか、普段なかなかお話できない人々を少しずつ知って楽しんでいます。


takumi_016 前回の日記により嬉しい出会いがありました。節分用の落花生を探していたあるお店が綾のHPから日記を見てお電話下さり、私もそのお店のHPで、顔写真やお仕事ぶりを垣間見て、初めてなのに旧知の様な安心感でお取引きに至る事ができたのです。相変わらずパソコンが苦手でメールなどもできず、電話とFAXが必需のスローなビジネスではありますが、工芸コミュニティのHPを間借りできありがたく思ってます。


takumi_012さて11月からの半年には色々な事がありました。寒さ厳しい冬、新燃岳の降灰の被害、少雨の春、海外の民主化運動の暴動化、そして東日本大震災・・・・世界が変わってしまったかも・・・・思うところは色々ありますが・・・・ひとつ忘れてほしくないと思う事は東国原元知事の退任です。賛否両論ありましたがヒガシさんが知事になられてから宮崎への観光客は凄かった!県庁、高千穂峡は信じられない人出でした。おかげで「みやざき物産館」はいつもにぎわっていて、知事のイラストシールを貼らない我が家の落花生でも売り上げは増えて喜んで配達に行っていました。物産館でお買い上げ、その後電話で注文して下さったあるお客様が『宮崎に落花生があるのを知らなかった。美味しい!』と喜びの言葉を下さいました。ヒガシさんは綾の照葉樹林マラソンにも参加して盛り上げて下さいました。たしか参加者がすごく多くて道も大渋滞でスタートまでに受付の終わらない人がいたとか?「ブームはいつか去ります。その時にどうか?高止まりできるように」と言われていました。ブームは去りましたが宮崎県の認知度は上がり、観光客は今でも県庁で写真を撮って行きます。「ヒガシさん、ありがとうございました。お疲れ様でした。魅力あるものに人は引き寄せられると教えていただきました。これからの私たちの努力を見てください」なんて言っても恥ずかしくない様に頑張ります!

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落花生屋の家内の日記4

作者: 須田理恵 2010年 11月 20日(土曜日) 21:57

第29回の綾工芸まつり 真っ最中です。
今年は町内外から60工房も集まって、バラエティー豊かに手づくり工芸が並んでいます。
お客様も大勢来てくださって、賑やかです。
須田商店

それぞれ工夫された、個性的で味わいのある作品、少々変わりダネもあり、
見てるだけでも楽しのですが、こっそり手に取ってみると、またいいですよね。
陶器のボールの「ずっしり」した感じとか、木の柔らかい感じとか、
絹のストールなど「仕事中」という現実を忘れてしまうくらい素敵です♥もっとゆっくり見ていたい・・・

私はずっと以前スーパーのリビング部門でテーブルウエアを扱う仕事をしていた事があります。
大量生産のお茶碗やスプーンより少しだけオシャレした、
楽しい、愛着の持てる・・・そんな売り場でディスプレイやpopも担当していました。

勉強と思いあちこちのデパート、専門店を見て回りました。
が、綾の工芸品は格というのか迫力というのか全然違います。
凄い魅力です。工房それぞれ違う個性も面白いし、綾という田舎の味わいもよそにはないものだと思います。
そんな凄い工芸品に気軽に親しめる入り口が工芸まつりの良さですね。

須田商店
そんなわけで落花生屋のおばさんは工芸まつりが大好きで、楽しくて、
はりきって「美味しいですよ~」「出来たてですよ~」「おつまみにいいですよ~」とか何とか 
お客様をクドキながら「よりどり3袋1,000円」の落花生をおすすめしています。
私が頑張ってたくさん売るので、家の方では「豆の匠」が負けずに頑張って製造中です。
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落花生屋の家内の日記5

作者: 須田理恵 2010年 11月 28日(日曜日) 20:44

豆屋の「匠代理人日記」 やっと最終日・・・初心者の苦労をお解り頂けますか?
しかし、全面的にフォローして下さった協議会の中島氏のお陰もあり読めるものになったと自分では満足しています。
コメントを下さった皆様にもありがとうございました。
まだお返事できる技がないので笑って許して下さい。

今日は販売担当の私が個人的にお薦めする豆のお話です。
うちで製造加工する豆は、落花生のから付で3種、むきみが3種、豆菓子は大豆も含めて5種ほどあり、
味もそれぞれ魅力があり、つくり手の思いもこもっています。
だからでしょうね。
工芸まつりの会場でもお客様によく聞かれた質問は「どれが一番美味しいの?」です。
どれを選んだらいいのか迷いますよね。

から付小粒色々食べて比べて頂きたいのですが、一番のおすすめはやはり甘くてかわいい「から付(小粒)の落花生」です。
これはお陽様の恵みと農家さんの努力の賜に、うちの匠が丁度よく煎り、仕上げている、宮崎の大地そのままの味です。
殻が散らかって面倒に思いますが、から付だと味もちが良いので、毎日少しずつ食べる方には特に良いですね。
お料理にも使って頂きたいたいです。
白和えやお鍋のつけだれ、流行のラー油に刻んでいれても美味しいし、おせちの田作りやきんぴらに足してもいい。

塩ピ単純に私の好みだけで言いますと、むきみでは「塩ピ」が好きです。
煎り上がりに塩をして渋味が抜けていますので、うす皮の栄養丸ごと食べられて、美味しいし、散らからないし、豆がやわらかい。
そして一緒にもち米あられを食べると相性抜群♥と思っていたのは私だけではなく、あるお客様は「常識よ♥」と言って下さり、とっても嬉しかったです。
そうなんです。美味しいのです。
あられはうちでも売ってますのでお試し下さい。

豆菓子は「梅ピ」「味噌ピ」「黒糖ピ」「白ちゃん」「黒糖大豆」・・・うちの匠が一所懸命作っており、どれも美味しくてついつまみ食いしてしまいますが、カロリーの低い点を評価して「黒糖大豆」をおすすめします。
大豆はイソフラボン、レシチンなど女性に嬉しい栄養を含んでいますし、カロリーも皆さん気になりますよね。サクサク軽い歯ざわりもはまりますよ~。
これからの寒い日には温かいお茶の時間が嬉しいですよね。
お茶うけは甘いお菓子だけでなく、ミネラル補給も考えて、たまには大豆や落花生もつまんでみて下さいね。
suda_syouten綾町役場から西方へ700メートルほど、揚町バス停前、黄色い壁の店です。
匠とその家族が、せっせと豆を選別し、煎りながら、袋詰めしながら、お待ちしています。

落花生屋の家内の日記3

作者: 須田理恵 2010年 11月 15日(月曜日) 00:00

綾の落花生屋の匠代理人日記、三週目です。
11月15日は長女の誕生日です。
親に似て少々小粒ですが、大病も大怪我もなく「マメに」成長してくれました。
自立していく子供の成長は嬉しくも少し寂しいとこの頃思います。

さて豆職人 須田昌導のお話ですね。
朝は掃除から始まります。
一つしかない狭い工場(こうば)にから付、むきみ、豆菓子の機械が同居していますので、
もちろん作業は別々の日に行いますが、万が一にもから付のホコリが豆菓子に入らないように、
ハリも壁もはたいて、ふきあげて、キレイにします。
ついでにお店や自宅や前の歩道まで、掃除してくれ、ついでに登校する小学生とあいさつしてます。

須田商店 豆煎から付を煎る日は、ドラム缶サイズの釜に火を入れて余熱をしながら、又は一回目を煎りながらタイマー片手に朝食です。
気温、湿気、豆の粒の大きさ、乾燥具合などによって煎り上がりの時間が違います。
豆職人としての腕の見せどころです。
生産者の自家用の豆の加工も請け負って煎りますので多い日には15釜位連続で、8時間ノンストップで煎り続け、袋詰めまでこなすこともあります。
一日中香ばしい豆の香りが漂う豆屋ならではの幸せの時間ですが、まだ夏の残暑の頃には幸せを感じるどころではない、釜煎りの熱でサウナ状態のこうば、機械の回転や換気扇の騒音、体中汗とホコリにまみれて一人で「戦って」います。(熱すぎて私は入りたくないのです) 

豆職人には加工以外にも集荷の「戦い」があります。
契約農家さんから豆を頂いて来るのですが、15キロや30キロの重い豆袋を多いときで60袋トラックに積んで、
降ろして、倉庫にまた積んで・・・・1シーズンに200から300袋この作業をします。
うちで洗って乾燥する作業の時はカラスとの知恵くらべの「戦い」もあり、本当にご苦労さまです。

豆屋の匠は肉体労働です。

落花生屋の家内の日記

作者: 須田理恵 2010年 11月 08日(月曜日) 00:00

匠日記 11月の月曜日は落花生屋の担当です。
我が家の「匠」は自称、豆職人の主人 須田昌導ですが、秋は豆の集荷、加工で忙しいため、「匠代理人日記」になっています。

綾競馬日曜日は綾競馬でした。サラブレッドとポニーの12レース。
コスモス満開の馬事公苑に馬の疾走するワクワクの一日でした。
日常を離れた音がすごく気持ちいい(^v^) お客さん達も笑顔(*´∀`*) 豆売りも愉しみながらできます。
綾競馬のように町内で開催されるいくつかのイベントには、うちも出店、販売します。

手づくりの落花生や豆菓子の他に、仕入れの芋かりんとうやあられも人気があります。
今週は土、日に綾の酒泉の杜である「日向木挽 新酒まつり」に出ます。
そして来週は土曜日から四日間、今年一番のイベントの「綾工芸まつり」です。
連続してイベントがあると、製造や搬入、搬出する主人はとっても大変なのですが、袋詰めや販売担当の私は楽しくて待ち遠しい♥
工芸まつりはまた特別の存在で、出店のお仲間には、ビッグネームの先生から親切な友人まで。
普段は工芸、食品、役場と別々に活動して出会えることは少ないですが、
まつりの一週間は皆さんが成功に向かってひとつになって頑張り、暖かい雰囲気があります。
体はくたくたでも片付け、掃除、反省会までハイテンションで乗り切れちゃうのです。それって私だけ??

さて今回は須田商店の紹介です。
60年も続いてるのは工芸コミュニティのうちでも古い方ではないですか?
創業は昭和25年 初代の須田啓太郎が綾で青果業を興し、芋、大根、落花生などを扱っていました。
中国との国交が始まり安い輸入の豆が出回ると国産落花生の生産は激減(@_@;) 
そんな昭和49年に二代目 須田浩嗣が落花生煎り機を導入し、加工して販売することで宮崎産に特化し始めました。
昭和60年、三代目須田昌導が帰郷し、当時人気の「物産展」で県外にも販路を広げ、
平成になり私が販売の加勢を始めると、昌導は製造に尽力できるようになり、
豆菓子などを手づくりして商品の種類を増やすことができました。
当時は「黒ちゃん」「梅ちゃん」と名付けていて、今は「黒ピ」「梅ピ」「味噌ピ」になって味、パッケージとも進化しています。
宮崎市内で十年間 一坪のアンテナショップを出して義母にもよく販売に出てもらいましたが、
この頃は綾を中心に時々イベントに出たり、製造したり、配達に出たりして在宅の多い日々です。

豆屋の日記

作者: 須田理恵 2010年 10月 29日(金曜日) 14:35

手づくりの里綾の「匠日記」読んで下さる方。
ありがとうございます。
今日は豆屋の家内が書いています。

「なぜ食品?」と疑問でしょう?
工芸コミュニティは秋のイベント「工芸まつり」を催す団体として始まったようで
「まつりに賑わいを・・・」と工芸家の方からお誘いを受け、
第一回の工芸まつりからうちも参加して来ました。
もう29回目を迎えます。
ささやかな協力ですがチラシを配ったり、実行委員もしましたし、
「手づくりを大切に」「喜ばれるモノを」という皆さんと同じ気持ちで続けています。

人気の品を紹介しましょう。
宮崎県内の生産者の皆さんが作って下さった落花生をうちで加工して
「から付」「むきみ」豆菓子」と味わいも色々となりますが、
一番の看板商品は、小粒の品種の落花生をから付きのまま煎り上げた「から付(小粒)」です。
落花生 から付小粒

「オスズ」と呼ばれるこの品種は昭和30年代に宮崎県内で品種改良され誕生しました。
味がいいですね。
うちでは天日乾燥や落花生用の有機肥料で栽培をお願いしており、
低温で貯蔵し、その都度釜煎りしています。
煎りたての新鮮な豆の風味は格別ですよ。

また渋皮と呼ばれるうす皮に渋味が少なくそのまま食べても不思議と美味しいのです。
うす皮に含まれる色素(レスベラトロール)には強力な抗酸化作用があるそうです。
豆は種子ですから酸化から自分を懸命に守っていて、
それをヒトが頂戴しても効果があるのかも知れません。
落花生には植物性の脂肪、たんぱく質のほか、ビタミンBやE、
微量の鉄や亜鉛、マグネシウム、カリウムなどの栄養があり、食物繊維もとれます。
さらに糖分や塩分で味付けなくても美味しく食べられ、常温で保存もできる。

ご存知でしたか?